2015年11月18日

■辺野古・風と土と心『沖縄を返せ』

■辺野古・風と土と心『沖縄を返せ』
〜いつも噛みしめていなければならない不条理〜

辺野古、個々の人間が、国家権力によって阻害され、東京から導入された機動隊によって弾圧されている。それでも、連帯し故郷を守ろうとしている。

人間の幸せを目指しているはずの国家が逆のことをしている。人間として扱っていない。アメリカとの約束を優先する。日米安保の為なら沖縄が犠牲になる。地域とか自治体には札束で懐柔する。

さわやかな風が吹く辺野古集落。とんぼや蝶が飛び舞う平和な集落が軍事基地化されると騒音をまき散らすオスプレイの拠点基地が形成される。100年、200年先まで米国の軍事基地が置かれることになる。地域とか、自治体は崩壊する。

辺野古の海は心躍る新鮮な魅力があった。人々は豊かな海の幸で生命をつないできた。風と土と心があった。土のにおいがあった。人間のにおいが色濃く感じられた。人間を助け合う風があった。

キャンプ・シュワブは農民の土地を強制接収してつくられた。1960年代に本土から海兵隊が移った。ベトナム戦争のころはドルの雨が降った。農地を取られた人々は職を失った。基地に働きに出た。生殺与奪(せいさつよだつ)。米軍は絶対的な権力を握って沖縄を支配した。

名護市でも辺野古は格差が大きい。試練に耐えてきた。苦しみに耐えてきた。この集落に札束で辺野古移設容認を迫る。地域住民は悲しみを噛みしめている。

国家は札束で魂を揺り動かす。いつも噛みしめていなければならない不条理。集落が瓦礫のように崩れかけようとする。日本列島の片隅に軍事戦略拠点化反対を叫ぶ住民たち。

新基地建設阻止の戦いに沖縄戦をくぐり抜けた老人たちの姿がある。老いが目立つが、どんなに叩かれようとも、どんなに権力に作用されようとも故郷を守る。人間は何のために生きているか。辺野古の叫び声に目覚めなければならない。

沖縄の歴史から学ぶ。「くじかれるほどに強く生きてきた民族の誇りがある」
「沖縄を返せ」「沖縄を返せ」・・・若いころ、進学のため琉球列島高等弁務官発行のパスポートを持参し上京。学業をさぼり、東京山手線界隈・池袋、大塚、巣鴨駅前で沖縄返還を叫んだことを想いだす。沖縄人お断りの下宿もあった。米国の植民地の認識だった。

今、沖縄で何が起こっているか。辺野古における権力の弾圧。心悲しい日本人よ! 心さびしい日本人よ! 心むなしい日本人よ! 今こそ目を開いて沖縄の現実を直視せよ。
posted by ゆがふ沖縄 at 00:04| 大学の窓から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする