2015年12月01日

■普天間移設問題の増悪(8)

■普天間移設問題の増悪(8)

沖縄政策協議会は、各大臣を巻き込んだ議論が展開されたが、その検討結果を見る限り、大田知事の意見を最大限尊重したリポートとなっている。財政の裏付けは一切触れていない。

宜野湾市、浦添市、中城村、西原町は国際協力交流拠点に位置付ける。このエリアは3,139ヘクタール。本地区には、国際技術協力・国際交流に関する施設の集積が見られることから、国際交流ネットワークを形成する。沖縄県国際交流情報センター(仮称)を設置する構想だ。

本地区については、アジア・太平洋地域を中心とした技術協力・交流を推進するとともに、熱帯・亜熱帯の資源を活かした産業技術開発を進める拠点として整備する─と記載する。

沖縄市、具志川市、勝連町、北中城村は国際産業技術開発拠点と位置付ける。面積は1,250ヘクタール。本地区には、頭脳立地法の中核的業務団地である「トロピカルテクノパーク」がある。

この団地内には、情報処理サービス、デザイン業等の特定事業の集積が計画されている。アジア・太平洋地域を中心とした技術協力・交流の推進を掲げる。熱帯亜熱帯の資源を活かし産業技術開発を進める拠点として、沖縄県工業技術センター(仮称)として位置付ける。

那覇市、浦添市、豊見城村は国際ビジネスネットワーク拠点に位置付ける。2,359ヘクタール。本地区には那覇空港、那覇港が位置し、官公庁、民間企業等が集積する。国際的なビジネスネットワークに夢を託す。企業間の交流及び情報発信機能を導入し、国際的な活動の拠点となる施設整備の方針を示す。空港と港湾が一体となった機能強化を進め、国際ビジネスネットワーク拠点としての整備構想である。

中核施設としてのモノレール、沖縄県産業振興会館、那覇空港旅客新国内線ターミナルとして国際都市としてのポテンシャルを重視する。
基地を抱える沖縄に対する政府の最大限の配慮がうかがえる。

次回は内閣官房の対応を掲げる。

posted by ゆがふ沖縄 at 00:02| 米軍基地・評論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする