2015年12月21日

■普天間移設問題の増悪(22)

■普天間移設問題の増悪(22)

普天間飛行場の辺野古移設について、米国の関係者の意見を掲げる。戦略問題研究所日本部長のウィリアム・ブレアーは移設先の辺野古で工事すると新滑走路の完成に15年かかると指摘。嘉手納基地内への統合も一つのアイデア。米政府内にも支持がある。

ウィリアム・ブレアーの私案はグアムだが、移設建設には莫大な資金が必要。ハワイ移設もあるが、国防総省は東アジアの有事出動に遠すぎると反対したという。

ブレアーは米側の反応についても語った。「米国は、沖縄は戦略上非常に重要だ。特に極東、東アジアの重要な拠点にある。北朝鮮が韓国に侵攻した場合に、即応できる場所にある。」「沖縄には60数年前から米軍の基地があり、歴史的にも有効性が証明されている。

冷戦構造が終わっても沖縄を米国戦略の要所として捉えている米国内の反応だろうか。

一方、米国には、ブレアーに異説を唱える意見も出た。前アーミテージ副長官首席補佐官・ロビン・サコダが来沖。2005年5月31日、在沖米国総領事館主催「東アジアにおける課題と展望」について講演。

サコダは普天間問題に言及。嘉手納飛行場への統合は技術的に可能と賛成の意を表した。

サコダが強調したのは次の2点だった。
@政治的意思決定の権利は、沖縄のリーダーたちにある。
ASACO当時は、辺野古移設が可能であると判断したが、現在は状況が変わっている。
posted by ゆがふ沖縄 at 00:01| 米軍基地・評論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする