2016年08月19日

沖縄返還協定・復帰に伴う諸問題質疑応答要旨(2)

沖縄返還協定・復帰に伴う諸問題質疑応答要旨(2)
1971年10月〜12月:第67国会(臨時会)
●沖縄返還協定特別委員会
●沖縄及び北方問題に関する特別委員会

■返還協定の取り決めについて不満も不安も多いのであるが、しかし、早く復帰したい、そのうえで問題を解決することが最も現実的で得策と思うが、見解を伺いたい。

(佐藤内閣総理大臣)
返還協定をもって満足すべきではないということは、申すまでもないことである。平和の島にする、本土と同じ待遇を受ける、これははっきりしているが、まだまだ本土並みとは言えないじゃないか、こういう問題が残っている。

基地の密度が非常に高い、特殊部隊を持っている。あるいはその装備にもいろいろ危険な問題があるんじゃないのか、こういうことで心配の種が尽きないようである。

私は返還が実現すれば、安保条約、同取決めが本土と同様に何らの変更なしに沖縄に実施される。そこに是非期待を持っていただきたい。また、その立場から沖縄が平和な島になるんだ、従って、今までのような自由使用というような問題はもうないし、自由出撃などあろうはずがない。

従って、この質的な変化、それと同時にあわせて量的に変わったものにするということが我々努力しなければならないと思う。

結論としては、一日も早く本土復帰を実現して、本土の我々とともに格差のない沖縄県、豊かな沖縄県づくりに邁進しょうじゃないか、これが私どもの決意である。
posted by ゆがふ沖縄 at 00:17| 大学の窓から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする