2016年09月08日

沖縄返還協定・復帰に伴う諸問題質疑応答要旨(16)

沖縄返還協定・復帰に伴う諸問題質疑応答要旨(16)
1971年10月〜12月:第67国会(臨時会)
●沖縄返還協定特別委員会
●沖縄及び北方問題に関する特別委員会

■沖縄駐留のKC135が5月15日の復帰以降に行う給油活動は、事前協議の対象になるのか、ならないのか。

(福田外務大臣)
ベトナム爆撃に向かうB52が、沖縄基地に立ち寄って給油を受ければ事前協議の対象になる。

また、給油を行う飛行機がわが国の基地から発信して空中給油を行うのであれば、これは単なる補給行為であって事前協議の対象にはしないという見解をとっている。

従って、地上給油は事前協議の対象とし、空中給油は単なる補給行為であるという考えで対処していきたい。

■嘉手納のKC135給油機は、米軍の北爆が多くなっているがこれは軍事行動であると思う。軍事行動は給油がなければできないので、給油と爆弾投下という軍事行動は不可分の一つになっている。このような場合でも単なる給油としか理解できないのか。

(外務省吉野アメリカ局長)
給油がB52の爆撃と密接な関連をなしており、不可欠の条件であるという点は認識している。

安保条約の事前協議は、日本の基地が直接戦闘作戦行動に使われる場合に対象となることになっているので、給油のために日本の基地を飛び立つことは、直接の戦闘作戦行動ではないと解釈している。

従って、給油と戦闘作戦行動である爆弾の投下ということは技術的に分離されなければならないと考えている。
posted by ゆがふ沖縄 at 00:47| 大学の窓から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする