2016年10月13日

沖縄返還協定・復帰に伴う諸問題質疑応答要旨(39)

沖縄返還協定・復帰に伴う諸問題質疑応答要旨(39)
1971年10月〜12月:第67国会(臨時会)
●沖縄返還協定特別委員会
●沖縄及び北方問題に関する特別委員会

基地の縮小A
■いま米軍がニクソン・ドクトリンに基づいて、アジア太平洋からどのように兵員の削減をしつつあるのか、現状を具体的に数字で答えよ。

(西村防衛庁長官)
ニクソン・ドクトリンは、できるだけアジア地域において、大規模な戦争の場合は別として、一応極地の紛争等に対してはなるだけ自助でいってもらいたい。それは、マンパワーとかあるいはそれぞれの国の事情に応じてというような段階に入っているわけである。ベトナム自体は、すでに相当な撤兵をしており韓国もやっている。防衛局長から要点だけ補足させる。

(防衛庁久保防衛局長)
ニクソン・ドクトリンは、1969年7月であり,それ以降南ベトナムにおいて、69年6月ごろで最高54万人おったが、逐次第何次かの削減計画が行われ、70年末で36万人、71年度末で18万人になるであろうと見込まれている。

タイ国が、やはり69年9月で約4万9千、二回ばかりの撤退計画の結果、本年中ごろで3万2千人になるであろう。フィリピンが70年で2万4千人、今年の中ごろで1万8千人、韓国が70年で約6万人が、削減計画の結果71年中ごろで4万3千人、沖縄は70年末で5万3千人であったが、今年の中ごろで4万8千人、日本は70年9月で3万9千人が、今年の中ごろで2万7千人ばかり、そういうような撤退状況である。

■米外交委員会の報告の中では、基地縮小の可能性について勧告している。復帰後すみやかに対米協議が行われて、合理的にかつ計画的に縮小を図ることになると私たちは期待しているが、その見通しを伺いたい。

(福田外務大臣)
基地についてアメリカ政府が上院において証言をしておる。この証言の趣旨は、未来永劫に基地を保有するという趣旨ではない。これはだんだん整理さるべきものである。こういうような意味合いである。

また、A、B、Cの表を変更するということは、これは不可能だと思う。しかし、基地として提供されるA表の整理、縮小、これについては今後とも最大限の努力をしてみたいと考えている。

posted by ゆがふ沖縄 at 01:03| 大学の窓から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。