2016年10月14日

沖縄返還協定・復帰に伴う諸問題質疑応答要旨(40)

沖縄返還協定・復帰に伴う諸問題質疑応答要旨(40)
1971年10月〜12月:第67国会(臨時会)
●沖縄返還協定特別委員会
●沖縄及び北方問題に関する特別委員会

基地の縮小B
■A、B、C表の内容について不満がある。あの嘉手納基地がそのままで、一体本土並みと言えるのか。極東第一の軍事基地がそっくりそのままの機能を引き継いで、これで返還だとはおかしいではないか。

外務大臣はA、B、C表は動かせないから、返還した後からやるという。その前に新情勢に基づいてもう一遍アメリカ側とハイレベルでこの基地の相当大幅な縮減の話をもう一遍やらなければ、沖縄協定をつくるということの意味に大きく欠ける点があるのではないか。

(佐藤内閣総理大臣)
沖縄が祖国に復帰すると、安保条約並びにその関連取り決めがそのまま本土と同じように沖縄に適応される。沖縄に駐留する米軍の性格は、安保並びにその取り決めでわれわれが施設や区域を提供しているその範囲にとどまるべきだ、と思う。

来年中に沖縄が返ってくるが、それまでに直ちにそういう状態を実現しろ、と言われても、そう簡単なものではない。逐次その撤退方法を考え、A表、B表、C表と決めているが、返還前からもそういうものについて積極的に絶えず連携を緊密にして理解を深めてゆく、そういうことでないと整理、縮小はなかなかあがらないのではないか、と思っている。

勿論、米軍が今まで太平洋の要石だというような表現を過去においては使っているが、今日の情勢になるとさような点は変わりつつあると思うので、協議のいかんによっては意外にスムーズに話は進むのじゃないだろうかという気もする。




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