2016年10月26日

沖縄返還協定・復帰に伴う諸問題質疑応答要旨(48)

沖縄返還協定・復帰に伴う諸問題質疑応答要旨(48)
1971年10月〜12月:第67国会(臨時会)
●沖縄返還協定特別委員会
●沖縄及び北方問題に関する特別委員会

那覇空港の返還等C
■那覇空港のP3は完全に撤去するとの話であるが、そのあとに久保・カーチス協定に基づいて、海上自衛隊のP2Jが配置されるというふうになっているのだが、いまP3が使用している地域に海上自衛隊が直ちに展開していくのかどうか。

(防衛庁久保防衛局長)
現在アメリカのP3が使っている地域は、民間空港用として使用の予定である。ただ、現在自衛隊が予定している地域を民間航空が使う場合には、若干の彼我融通ということは、これは将来の問題として起こり得るかもしれない。しかし、現在の計画では問間航空の地域として予定している。

P3の撤去@
■P3の代替施設をつくるだけでも十か月かかるといわれている。仮に返還日を7月としても時間的に間に合わぬ。移転先についてアメリカ政府は決定を保留していると言われているが、アメリカはP3の移転を渋っているのではないのか。

(福田外務大臣)
アメリカは当初P3の撤去については、消極的であった。しかし、返還協定の付属表において約束ができた今日、アメリカが渋るということはあり得ないし、またそういうような触はない。しかし、アメリカの移転計画が遅れると、返還時期に影響してくるので、あせっており、アメリカに対して督促している状態であるので、結論としては、返還日までには必ずこれを撤去させるということをはっきり申し上げる。

■P3の性能、装備及び任務について伺いたい。

(防衛庁大西長官官房防衛審議官)
性能は、P3B型で那覇にいる。全備重量が57トン、速力が760キロ、行動半径が約4千キロ、乗員12名である。武装は魚雷、ロケット、爆雷、機雷を装備している。行動区域は情報として日本海、東シナ海、東南アジア沿岸というふうに承知している。


posted by ゆがふ沖縄 at 00:26| 大学の窓から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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