2017年01月26日

口利き問題の波紋と翁長知事の言葉

口利き問題の波紋と翁長知事の言葉

安慶田光男・沖縄県副知事の教員採用試験への介入問題が全国ニュースで放映された。沖縄県のイメージダウンであり、沖縄県政を震撼させている

県幹部が最も優先すべきことは、県行政の課題への卓越性の追求ではないのか。そこから県行政への信頼と自信が生まれる。

今、沖縄県庁で何が起きているのか。「知・情」を成し遂げる手段として教員採用試験への介入、教育庁幹部人事への働きかけについての生々しい証言が出ているが、安慶田氏は「ノーコメント」で口を閉ざしている。

この現状に対して、任命責任者の翁長雄志知事は「比較がよくないかもしれないが、司法的な何かがあったときに、疑念があるからこの人はこうなんだ、というようなものではない」と指摘。「安慶田氏が実際に口利きしたかどうか確定していない」との認識を示した(1月25日付・沖縄タイムス)。

任命権者として最大の責任を持つ人の発言だろうか? これほどかばうには何がそうさせているのだろうか?

大事なものは、地位ではなく責任である。ドラッカーの言葉を思い出した。

■ドラッカー『仕事の哲学』・・・成長の責任は自分にある
成長に最大の責任を持つ者は、本人であって組織ではない。自らと組織を成長させるためには、何に集中すべきかを自ら問わなければならない。

安慶田氏は翁長知事に任命されている。あらゆることはそこから始まる。安慶田副知事の責任放棄が県民の不信感を増幅している。大切なことは地位ではなく責任である。教員採用試験への口利き、独立した教育委員会幹部人事への介入は副知事にふさわしい仕事ではない。自らの行動には責任がある。

このような対応は、人に誇れるものではない。

ドラッカーは言う。「組織は責任に重点を置くことによって発展する」。今の沖縄県政にも当てはまる。

翁長知事が果たすべき責任は、県民から信頼されることである。問題の性格を理解してほしいと思う。この不正問題を、どのように方向づけるのだろうか。県民は注目している。
posted by ゆがふ沖縄 at 00:13| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする