2017年05月29日

半世紀後の沖縄振興計画はあり得るのか(2)

半世紀後の沖縄振興計画はあり得るのか(2)

沖縄政策及び沖縄振興局担当・内閣府大臣官房審議官・古谷雅彦氏は復帰45年の沖縄振興の実績を誇示した。官僚が沖縄振興にどのような判断を下すのか、興味深く聞いた。

古谷審議官によれば、復帰時から平成28年度までに国が道路に投じた予算は3.5兆円。県道の延長は861.2Kmから1060.9Kmに伸びた。国道は270.2Kmから501.2Kmに延長。道路の改良率についても説明していたが、復帰後の道路事情は見違えるほど改善していることが実感した。

道路がよくなったおかげで自動車保有台数の伸びは全国2.9倍に対し、沖縄は4.3倍と全国平均を上回る。平成27年の観光客は794万人で観光客需要を反映し、レンタカー保有台数は23413台に伸びた。

古田氏は、道路予算の効果を強調する。例えば、国頭村奥から糸満市伊原までの沖縄本島縦貫の所要時間は、昭和55年は4時間44分であったが、現在は3時間7分に短縮されたという。沖縄自動車道の経済効果である。

しかし、那覇市内の交通渋滞は深刻だ。交通時旅行速度は1時間当たり16.9Kmである。2環状道路として@中央環状道路(国道329号、臨港道路、県道82号線(那覇糸満線)の整備、A外郭環状線(国道330号、沖縄自動車道(南風原道路、豊見城東道路、小禄道路)、那覇西道路、那覇北道路、浦添南道路、浦添北道路、県道153号を整備し、全国ワースト1脱却を目指すと披露して見せた。

力を込めて話す財務省出身者の発言だけに効率的な政策実現に期待した。



posted by ゆがふ沖縄 at 01:15| 大学の窓から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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