2017年05月30日

半世紀後の沖縄振興計画はあり得るのか(3)

半世紀後の沖縄振興計画はあり得るのか(3)

古谷審議官は、「ハシゴ道路ネットワーク」の整備を重視する。南北を走る強固な「3本の柱」だ。国道58号線、沖縄自動車道、国道329号が三本の柱である。

3本の柱を支える東西連絡道路として、沖縄嘉手納線、宜野湾北中城線、浦添西原線の整備を掲げる。

高速道路を使いやすくする「インターチェンジ」の例示として喜舎場スマートICなどの整備計画にも触れた。

復帰後、3.5兆円の国費が投入され道路事情は改善されたが、マイカーの増大で県民のバス離れも目立つ。平成11年度は4201万人がバスを利用していたが、平成16年度は2613万人に激減。同期間の1日当たりのバス利用者は115090人から71575人へ大幅に減少しバス離れが目立つ。

人口千人当たりの道路延長は、全国平均は9.59Kmであるが沖縄は5.71Kmと格差は改善されていない。自動車100台当たりの道路延長は全国1.59Kmに対し、沖縄は0.82Km で全国水準に満たない。

交通問題で沖縄都市モノレールの果たした役割は大きい。モノレールの起終点は那覇空港から那覇市首里汀良町までの12.9Km。所要時間は27分で運行。年間合計乗客数は平成15年750万人であったが、平成27年は1616万人に増加した。この間の1日平均乗客数は31905人から44145人に増加。

建設費は1100億円(インフラ部:724億円、インフラ外部:376億円)。インフラの事業主体は公共事業で国、沖縄県、那覇市が実施。インフラ外部は沖縄都市モノレール(株)(第3セクター)が実施。沖縄振興の成功事例だろう。



posted by ゆがふ沖縄 at 01:41| 大学の窓から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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