2015年10月30日

■権力は地域をつぶす

■権力は地域をつぶす
〜今、沖縄で何が起こっているか〜

今、沖縄で何が起こっているか。2015年10月29日、政府は辺野古の本体工事に着工した。新基地建設で石井啓一国土交通相の執行停止通知が沖縄防衛局に届き、翁長雄志知事の埋め立て承認取り消しを国家権力で停止した。

国家意思で何でもできる─これが沖縄の現実だ。米軍政下で銃剣とブルドーザーで強制的に米軍基地をつくったように、日本政府が同じことを繰り返す。度重なる権力が容赦なく沖縄を襲う。

機動隊導入による強制的な県民排除。歯止めをかけようとする県民の抵抗と知恵は今のところ無力である。沖縄に生きるものとして権力の恐ろしさにおびえる。

地域を生きる連帯装置は、権力の足の裏として組み敷かれる。地域は人々の生きる場所であり、豊富な海で幸を求め働く場所であり、暮らす場所である。米軍基地をつくる場所ではない。その原点をもう一度考え直したい。

次の時代を生きる、そこに生きて呼吸する人間の存在として集落がある。米軍機が騒音をまき散らし、犯罪、事件・事故の温床として生まれ変わる場所ではない。その深い衝撃に心が震える。

ひとびとの自然は容赦なく搾取される。沖縄を犠牲に日本の安全保障を唱える。
沖縄は「抑止力」の場所だという。地域と社会を遮断する。権力という新たな国家の「思想」を見た。戦後70年苦悩が続く沖縄。痛みを通しての沖縄の連帯を機動隊が排除する─テレビで可視され全国に放映されている。日本人よ!何も感じないのか。

強権きわまる。沖縄の歴史は物語る。日本は法治国家か? 時代の衝動が沖縄に軋む。自由な意思をもって県民は生きる。忍土・沖縄から日本国民へ呼びかけたい。
posted by ゆがふ沖縄 at 00:25| 米軍基地・評論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする