2016年09月23日

沖縄返還協定・復帰に伴う諸問題質疑応答要旨(27)

沖縄返還協定・復帰に伴う諸問題質疑応答要旨(27)
1971年10月〜12月:第67国会(臨時会)
●沖縄返還協定特別委員会
●沖縄及び北方問題に関する特別委員会

■沖縄が返還された場合、核が撤去されているかどうか疑念を持っている。この疑念に対し、政府は前向きで解消することはできないか。

(福田外務大臣)
疑惑に対する最大の措置は、書簡だと思う。アメリカ政府が大統領の指示と許可のもとに、もう核は撤去されたと公式に言っている。核の問題についての疑惑を解く資料としてこれ以上のものはないと思う。

一般的に、常識的に見てどうも怪しいところがあるという問題があれば、権利として点検はしないが、疑惑を解明するに足る十分な調査はする。

■疑問点としてあげた、従来毒ガスが貯蔵されていた地域、レッド・ハット・エリアは再点検したのか。ほんとうに毒ガスがないということであれば、知花弾薬庫の貯蔵庫一帯を最調査、再点検をしてもいいという合意まで取り付けたわけか。

(福田外務大臣)
再点検はしていない。再点検するという合意もしていない。しかし、アメリカ政府の回答、また軍当局の説明から総合して、アメリカの回答を信頼している次第である。

■10月21日に天願桟橋からジョンストン島へ、毒ガスが運ばれた疑いがある。これについてどういう調査をしたか。

(外務省吉野アメリカ局長)
去る9月10日をもってすべての沖縄地区の毒ガス兵器が撤去されたという9月20日付のランパート高等弁務官の屋良主席あての書簡で十分であると思っていたが、念のためにさらに米側に確認を求めたところ、米側は毒ガス兵器を含む生物、化学兵器はむろんのこと、枯葉剤も一切存在しないということを明言した次第である。

なお、267化学中隊は、毒ガス撤去作業が終わった9月27日に解団式を行い、130名の隊員のうち85名はジョンストン島へ移駐し、残余は他に配属、または一部退除している。また、毒ガス兵器の輸送されたあとの貯蔵庫は、通常兵器の貯蔵庫として利用している。
posted by ゆがふ沖縄 at 00:21| 検証・戦後67年の沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする