2017年05月18日

検証・沖縄大使(18)

検証・沖縄大使(18)

(歴代の沖縄大使と沖縄の動向)
■5代大使・宮本雄二[1]任命2004年12月7日
在任期間2004年12月7日〜2006年3月3日

第4代沖縄大使・沼田貞昭氏は外交官として沖縄理解にかけていたが、後任の第5代大使に宮本雄二氏が任命された。

宮本大使は12月10日に着任、14日午後、那覇市の外務省沖縄事務所で就任後初めて記者会見。

前任の沼田貞昭大使は「米軍が日本を守る使命への理解」を求め、県民感情の琴線に触れる発言があった。宮本大使は「温度差埋めたい」と県民に寄り添う姿勢を示した。

2004年12月15日付・琉球新報報道によれば、14日の記者会見で沼田貞昭前大使が「(県民は)米軍に常に抗議するのではなく対話を」と発言したことについて「同僚としてコメントしたくない」としながらも「沖縄県の方々は60年間、米軍と一緒に生活し、いろいろな経験をしてきた。沖縄の皆さんにこうしろというのは僭越(せんえつ)だという気持ちを持っている」と述べ、前大使の見解とは一線を画す姿勢を示した。

基地問題については「難しい問題だが(在日)米軍の75%が沖縄に集中している現実、沖縄の人にもたらしている負担、長い歴史の流れの中での位置付けに思いをいたして考えていきたい」と述べた。

大使の仕事を「在沖米軍との交渉、外務省の業務、沖縄の状況を正確に東京に伝え、場合によっては私の意見を付すこと」とし、「米軍再編も非常に重要な時期を迎えた。沖縄との温度差、見方のずれを埋めるよう努力したい」と述べた。

自身がミャンマー大使や中国課長、二度の在中国大使館勤務の経験があることに触れ「沖縄は21世紀の発展戦略を持っている。その中でアジア太平洋は大きな意味を持つ。沖縄の経済発展、文化交流の進展に尽くしたい」と述べた。(2004年12月15日付・琉球新報)

テレビでも放映されていたが、宮本大使は外交官としての感性がひしひしと伝わってくる。ふがいな沼田前大使とは違うイメージがあった。


posted by ゆがふ沖縄 at 00:22| ◆「時の動き」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする